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3.プロファイルの作成

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チャートが印刷できたら、お手持ちのプロファイル作成ソフトの手順に従って、プロファイルを作成します。作成条件はお使いのソフトにより異なりますが、基本的な設定は以下のようにすると良いでしょう。なお、ここで使用している設定項目名は、本書での便宜上の呼び方であって、必ずしもお使いのプロファイル作成ソフトが使用している名称とは限りません。

インク総量:400

この設定はプロファイル上でインク制限をどれくらいにするかの設定ですが、RIP 側でインク制限を行っているので、プロファイル上では400のままで良いでしょう。

GCR/UCR 設定:GCR

本来、色の原色は加法混色の場合は RGB ですし、減法混色の場合は CMY です。そこには黒という色はありません。ただ、印刷の場合は、CMY だけで黒を表現すると、グレーの安定性や黒ベタの再現性などに問題が出る場合があるため、墨版が必要になります。そこで、色分解を行うときに、黒の情報をどの様に作るかという墨版生成方法として、GCR/UCR という設定があります。

GCR は Gray Component Replacement の略で、グレーや黒は CMYK の 4 色を混ぜて表現できるのですが、4 色を混ぜてしまうと、インクがあふれてしまうので、グレーの部分から CMY の成分を取り除き、徐々にグレイ成分を K に置き換えていく方法を GCR と呼びます。また、UCR は Under Color Removal の略で、黒の部分から CMY 成分を取り除き、その CMY 成分を K に置き換えていくという方法です。

この設定は GCR が一般的です。

黒の開始点:30〜 5 0

GCR 設定の際、その置き換えのスタートをどこから行うかの設定です。黒を0からスタートすると人肌などのシャドウ部に黒のドットが入ってしまうので、解像度の低いプリンタでは、「ほくろ」のようになってきれいな結果が得られません。そのため、黒のスタートを30〜 5 0程度にすると、そのようなシャドウ部は CMY のインクで印刷されるので、ドットが目だたず、きれいに仕上がります。

墨版生成:最大

GCR の設定をしたときに、墨版の使用量がどの程度にするかの設定があります。「最大」にすると、CMY の掛け合わせのグレー成分を、墨に最大限置き換えます。また、「なし」にすると墨版を使わない設定になります。

グレイバランス

CMYKのインクの強弱のバランスが悪いと、中間調のグレーなどを印刷すると、色味の強い色が目立ってしまい、赤みの強いグレーになったり、青っぽいグレーになってしまいます。グレーバランスはプロファイル作成ソフトにより設定の方法が異なりますので、お使いのプロファイル作成ソフトで、中間調の調整が出来る場合は、その設定をします。

以上の設定で、プロファイルを作成します。