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1.インク制限の確認
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印刷メディアは、プリンタの機種や解像度、また、RIP ソフトなどの印刷条件によって、インクの打ち方が異なるので、そのメディアで受容できるインクの量が変化します。プロファイルを作成するに当たって最初に確認することは、プロファイルを作成するメディアが、作成したい印刷条件の下で、どれくらいインクを受容できるかを確認することです。
インク制限を確認するにはテストチャートが必要です。テストチャートはインクのにじみ具合がわかるように工夫をして、Illustrator の CMYK モードで作成します。 図のチャートは、CMYK が0%から400%までの 10%きざみのパッチを配置しています。このようなチャートデータを ValueMagic に送り込み、通常の手順で ValueMagic に新規配置します。このチャートを次の手順で印刷し、印刷結果から、にじみがないぎりぎりのインク量を目視で求めます。
ValueMagic の印刷設定は次のようにします。

「レイアウト」タブの「プリンタ」タブウィンドウで、プロファイルを作成したい印刷条件(プリンタ機種、解像度、インク、多階調処理が有効の場合は多階調処理)を設定します。ここでは、
- プリンタ:VJ-1204
- 解像度:720x720 dpi
- インク:VJ-MS3INK(Quality3- 高品質 - 単)
を選びます(多階調処理はこのプリンタ機種では選択できません)
このとき、「メディア」は何が選ばれていても構いません。
次に、「ドキュメント」タブの「色調整」タブウィンドウを開き、[ 設定 ] ボタンをクリックすると、「色調整ダイアログ」ウィンドウが開きますので、右側にある [ 詳細 ] ボタンをクリックします。

「色調整の詳細設定」の項目にある、すべてのチェックボックスのチェックをはずし、[ 設定 ]ボタンをクリックし、ウィンドウを閉じます。この設定により、ValueMagic は一切の色調整を行わず、プリンタの持っている本来のインク吐出量で、Illustrator で作成した色の濃度に対応した、インク滴をプリンタから吐出します。一切の調整をおこなっていないので、印刷した結果は、インクが流れるほどの量で印刷される場合もあります。
印刷結果が乾燥したら、にじみ具合を確認します。四角いパッチの境界からインクが滲んでいないか、バンドと呼ばれる筋が目立っていないかなどの基準からぎりぎりのインク濃度を求めます。
